ニッセキハウス物件を持つ方必見!劣化に対するメンテナンスはどうする?

大分で外壁塗装、屋根塗装を行う麻生塗装の記事です

2024年10月5日(土)
ニッセキハウス物件を持つ方必見!劣化に対するメンテナンスはどうする?

ニッセキハウス物件を持つ方必見!劣化に対するメンテナンスはどうする?

大分市のみなさんこんにちは!

地域密着、創業63年。大分市の塗装業者

麻生塗装です!

代表取締役の麻生英治です。

ニッセキハウスはプレハブ住宅中堅の建設会社でした。栗原金物と日積産業が72年に合併してニッセキハウス工業が誕生しています。主流は鉄骨プレハブ系賃貸アパートです。他にも瓦ぶきの戸建て、店舗や公共施設まで幅広い分野に進出していました。

東証1部上場の企業でしたが、2002年10月30日に民事再生法適用申請、つまり倒産しています。その結果、ニッセキハウスで住まいを建てた方は困ったのではないでしょうか?アフターフォローやメンテナンスはどうするのか?という問題です。

一般的に新築で建てても10年経過すれば、劣化ははじまります。外壁や屋根のメンテナンスをするには、独立系の外壁や屋根の補修専門業者に任せなければなりません。中には「メンテナンス費用が高いからしなくてもいい」と考える方もいるでしょう。ただ、メンテナンスをしないと劣化が進み、住めない住まいになります。

そこで今回のお役立ちコラムでは住まいが劣化するとどうなるのか?信頼できるメンテナンス業者の選定のポイントなどをくわしくお話しします。ニッセキハウスで住まいを建てられた方は、ぜひチェックしてみてください。

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ニッセキハウス倒産後のメンテナンスはどうすればいい?

ニッセキハウス倒産後のメンテナンスはどうすればいい?

ニッセキハウスは、鉄骨プレハブ系賃貸アパートをメインに、瓦ぶき屋根の戸建てなど多くの建物を建てていました。ただ、2002年10月30日に民事再生法適用申請を行い倒産しています。問題は「ニッセキハウスのメンテナンス」です。

住まいを建てたハウスメーカーがなくなったわけですから、メンテナンスできる業者を改めて探さなければなりません。ただ、ニッセキハウスの住まいをメンテナンスできる施工業者の選定はむずかしい問題です。「ノウハウがあるのか?」「ニッセキハウスのメンテナンス実績はあるのか?」など多数の不安が生まれるのはしかたないことでしょう。

そもそも住まいのメンテナンスをしないと、どのような問題が出てくるのでしょうか?まずは住まいの劣化について、屋根と外壁に焦点を当ててくわしくお話しします。

屋根や外壁が劣化すると必然的に住まいもボロボロに

屋根や外壁が劣化すると必然的に住まいもボロボロに

屋根や外壁は住まいを守る鎧のようなものです。その鎧をより強固にするために、保護膜を作るのが屋根塗装や外壁塗装です。屋根や外壁に塗料を塗るのは、美観の維持だけが目的ではありません。

塗料を構成しているのは、骨格となる樹脂、色の顔料の他、機能性を与える添加物と溶媒です。屋根や外壁に塗料を塗ると、水やシンナーなどの溶剤が蒸発します。残った樹脂・顔料・添加物が残り固まって塗膜を形成するのです。

塗膜は鎧である屋根や外壁を、紫外線や雨風や雪などから守ります。屋根材や外壁材自体にも耐久性はありますが、何年もダメージを受け続ければ劣化するのです。その劣化を抑えるために塗膜は重要な役割を果たしています。

その塗膜が劣化すると徐々に鎧部分もダメージを受けるようになるのです。屋根や外壁でも早急にメンテナンスが必要な劣化サインとして、ヒビや割れなどがあります。また、屋根と屋根が交差する部分の隙間を埋めるために設置する、棟瓦や棟板金関連の劣化も危険です。ヒビや割れだけではなく、台風や強風で吹き飛べば、隙間がむき出しになります。当然、雨が降れば雨水の侵入を食い止められません。住まいにとって最悪の事態となる雨漏りにつながります。以下は屋根と外壁の代表的な劣化サインです。

【代表的な屋根の劣化サイン】

瓦にヒビが入る・反る・割れたりする漆喰の劣化。ヒビやはがれ苔や藻やカビが発生して美観を損なう棟瓦が倒壊する
スレート屋根屋根全体の色あせ棟板金が浮く・色あせやサビが目立つようになる屋根材が欠けたり割れたりする苔や藻やカビが発生し美観を損なう
金属屋根(トタンやガルバリウム鋼板など)屋根が色あせるサビ屋根材が浮いたりはがれたりする

【代表的な外壁の劣化サイン】 

ヒビ幅が0.3ミリ以上のヒビ割れは危険。雨水が侵入する可能性は高い状態コンクリートの外壁だとヒビ割れから雨水が侵入すれば中の鉄筋にサビを発生させるコンクリート内部の鉄筋がさびると体積が膨張して周囲のコンクリートを押し出して破壊する。いわゆる爆裂現象
色あせ外壁全体の色が薄くなる色あせは外壁の劣化の初期症状で塗装しないと戻らない
チョーキング 外壁に触れた指先にチョークの粉のようなものが付着する塗膜の経年劣化が原因。顔料成分分離して粉状になって出てきたものチョーキングも初期症状に分類されるが、水を吸収しやすくなるため、カビや苔や藻が発生しやすい
カビや苔や藻美観を損なうカビの場合胞子が入ってシックハウス症候群のリスクが高まる
塗膜のはがれ塗膜がはがれた状態。劣化の進行が非常に進んでいる
サビ 美観の問題サビが全体に広がる除去するにはケレンという研磨作業が必要広範囲の場合、外壁の張り替えも必要になるサビを放置した部分はもろくなり、穴や裂け目が発生して雨水や害虫の侵入口になる
シーリング材の劣化外壁材と外壁材の隙間を埋めるシーリング材のヒビ割れやはがれ

これらの劣化は最終的に雨漏りにつながります。住まいにとって雨漏りは回避したいトラブルです。雨漏りを放置すると、大げさではなく最終的に家族全員が安全に生活できない状態になります。次は雨漏りの危険性についてくわしくお話ししていきます。

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雨漏りは住まいの倒壊や健康被害を招くことに

雨漏りは住まいの中に雨水が侵入した状態です。雨漏りが発生した時点で住まいの耐久性は極端に低下しています。雨漏りは天井や外壁から水が流れてくるだけでは終わりません。

もちろん不快な状況ですが、それ以上に雨漏りで引き起こされる二次被害が大問題なのです。以下でどのような二次被害が発生するのかお話しします。

カビはシックハウス症候群につながる

カビの胞子を吸い込むことによるシックハウス症候群は、室内の空気環境が悪くなると罹患しやすくなります。雨漏りが発生すると、住まいの中は高い湿度になります。カビは胞子により繁殖しますが、目に見えないほど小さいものです。その胞子を呼吸の中で吸い込めばシックハウス症候群につながります。

シックハウス症候群の主な症状は以下のとおりです。

  • 皮膚や鼻の粘膜への刺激
  • 頭痛・疲れ・めまいなど
  • 嘔吐・吐き気
  • 咳が止まらない
  • 深呼吸がむずかしくなる

シックハウス症候群は、世界的に見ると1991年頃から論文が発表されはじめました。以降、研究が進んでいます。シックハウス症候群の症状以外に見られる特徴として、原因となる場所から離れると症状が治まる点です。子どもや高齢者にとって重大な健康被害になるため避けなければなりません。

漏電火災

雨漏りによる漏電火災は命にも関わるような問題です。電気は決められたルートで流れます。電気が流れるものは導体と呼ばれており、金属が使われます。たとえば電線は銅やアルミニウムを使用していますが、電気をよく通す導体として採用されているのです。一方、ゴムやプラスチックのようなものは電気を通さないため、絶縁体に分類されます。

電気が流れる銅やアルミニウムを手でつかめば感電するでしょう。感電を防ぐために導体は絶縁体であるゴムやビニルなどで覆われています。ただ、その絶縁体に傷がついたり古くなっていたりすると電気が通り道から外れます。つまり電気が漏れる漏電です。

漏電が発生した場合、想定していない場所に電気が流れた結果、熱が発生します。周囲にホコリがあった場合、熱を帯びて燃える可能性があるのです。また、コンセント周辺にホコリがあって雨漏りで濡れたとします。雨水で湿ったホコリに電気が流れると熱を帯びて発火する、トラッキング現象のリスクが高まるため雨漏りは怖いのです。

参照:関西電気保安協会 漏電発生の仕組み

木材が腐ると住まいの耐久性は極端に低下する

木材が腐る原因は木材腐朽菌の繁殖です。木材腐朽菌は木材の細胞壁を分解します。木材の細胞壁はセルロースという炭水化物で作られており、リグニンという物質が守っているのです。通常、リグニンに守られているため、他の生物では木材の細胞壁を分解できません。ただ、木材腐朽菌はリグニンの防御を突破できるため、セルロースを分解できるのです。

また、木材腐朽菌は木材の含水率(物質に含まれる水分の割合)が30%以上になると活性化します。つまり雨漏りで柱や梁が濡れる、湿度が高くなると木材の腐食は進行するのです。

さらに腐食した木材を好むシロアリが巣を作れば大問題でしょう。腐った柱や梁は極端に細くなり、耐久性が失われます。そのため小さな地震であっても倒壊する危険性が高まるのです。

参照:森林総合研究所 桃原郁夫 木材腐朽のメカニズムとその防止

大分市でニッセキハウスのメンテナンスを任せられるかの見極めポイント

大分市でニッセキハウスのメンテナンスを任せられるかの見極めポイント

ニッセキハウスの住まいを長く守るには、屋根塗装や外壁塗装の他、補修が欠かせません。ただ、屋根や外壁などのリフォーム業者の中には、悪質業者も存在します。悪質業者を避けるために見極めポイントを把握しておきましょう。以下は基本的な見極めポイントです。

  • 地域密着で創業から長く経営している
  • 保証やアフターサポートがある
  • 見積もりは適正か
  • ニッセキハウスのメンテナンス施工実績はあるか
  • 戸建て以外に企業や官庁関連の施工実績はあるか
  • 担当者の言葉遣いや態度に問題はないか
  • 外装劣化診断士のような有資格者がいるか
  • 安全性に問題はないか

これらは信頼できる補修専門業者を見極めるためのポイントです。地域密着で長く経営している、官公庁関連の実績などが豊富なら信頼性は高いといえるでしょう。信頼できると判断できるために地域密着で長く生き残っていられるともいえます。

また、ニッセキハウスの住まいの施工実績があるなら、ノウハウや経験があるなら心強いです。このような点をポイントにすると失敗の可能性は低くなるでしょう。

ニッセキハウスの住まいのメンテナンスは麻生塗装にお任せください

ニッセキハウスの住まいのメンテナンスは麻生塗装にお任せください

ニッセキハウスの住まいの劣化を食い止めたいなら麻生塗装にお任せください。外装劣化診断士が在籍しており、外壁だけではなく屋根も専門的にチェックして、状態を適切に判断します。

麻生塗装は大分で63年の施工実績があります。塗装のルールを厳守し、誠実に信頼を積み重ねてきました。大分の環境を熟知し、外壁材や屋根材に合わせた塗料の提案も可能です。

麻生塗装にニッセキハウスの住まいを任せたい方は、ホームページのお問合せフォームをご利用ください。その他、電話でも受け付けておりますのでお気軽にご相談くださいませ。

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