2024年12月2日(月)
大分市に多い屋根の劣化症状は8種類|修理工事の内容も解説
大分市のみなさんこんにちは!
地域密着、創業63年。大分市の塗装業者
麻生塗装です!
代表取締役の麻生英治です。
大分市で屋根の修理や塗装を検討中の皆さま。現在どの程度屋根が劣化しているか気になりませんか?今回のお役立ちコラムでは、大分市に多い屋根の劣化症状は8種類と、必要な修理について解説します。
瓦屋根・スレート屋根・金属屋根の種類別で注意したい劣化症状についても説明しますので、参考にしてみてください。
▼合わせて読みたい▼
大分市に多い屋根の劣化症状8種類
大分市に多い主な屋根の劣化症状8種類は以下の8つです。いずれか1つでも該当するならば、早めに修理をした方がいいでしょう。自然に改善することはなく悪化する一方なので、早ければ早いほど修理費用も抑えられます。
屋根の劣化症状①色褪せ
色褪せは屋根塗装の典型的な劣化症状の1つです。美観を損ねるだけでなく、防水性や防カビ性などの機能を失いつつある証拠なので、腐食やカビが発生する前に屋根塗装を施した方がよいでしょう。
屋根塗装の耐用年数に関しては、使っている塗料の種類や主成分の含有量、環境などによって大きく変化しますが、一般的な塗料であれば大体10年から20年程度です。再塗装を施す場合、まず古い塗膜や汚れ・カビ・サビなどを落とす下処理から行いますので、真新しく綺麗な屋根の外観に生まれ変わるでしょう。
屋根の劣化症状②屋根材の剥がれ
屋根材が一部剥がれていることもあります。経年劣化で固定していた建材がもろくなっておこることもあれば、飛来物や強風の影響で発生する場合もあるでしょう。いずれにしても下地が露出している状態なので、防水性や防カビ性は著しく失われており、腐食や雨漏りの原因となります。
早期発見であれば部分的な修復で済むため、できるだけ早く屋根修理業者に依頼した方がいいでしょう。
屋根の劣化症状③腐食(サビ)
屋根の防水性が失われてしばらく経つとサビが発生します。サビを放置すると建材が歪んだり穴が空いたりして強度が失われてしまうため危険です。雨漏りの原因ともなるでしょう。
サビが発生している状態で屋根塗装を依頼した場合、業者はまず徹底的にサビを落とすところからはじまり、場合によっては錆止めを塗ってから屋根塗装を行います。サビ取りは下処理の一部なので、サビ取りと屋根塗装・修復を分けての依頼を考える必要はありません。
屋根の劣化症状④割れ・欠け
割れ・欠けといった劣化症状は強風や台風の影響でおこりやすくなります。特に経年劣化で耐久性が落ちた屋根材に発生しやすく、一部の割れ・欠けだとしても全体的に劣化しているなら、葺き替えが必要になるでしょう。
小さな割れ・欠けは発見しにくいため、前回のメンテナンスから10年以上経っている場合や、大型台風の直後で屋根の状態が不安な場合は、点検を依頼することをオススメします。大分市の多くの屋根塗装業者は無料で点検を行ってくれるため、まずは相談してみてください。
屋根の劣化症状⑤浮き・反り
屋根の防水性が失われてからしばらく経つと、雨水の浸水と乾燥を繰り返して、屋根材が浮いたり反ったりしてしまうことがあります。多くは経年劣化が原因ですが施工不良の場合もあるでしょう。
浮きや反りの隙間から雨水が入り込めば雨漏りに繋がるし、浮いた隙間に強風が入り込んで吹き飛ばされてしまうこともあるため、なるべく早く修理する必要があります。
屋根の劣化症状⑥コケ・カビ・藻
大分市において、屋根の防水性が失われると、コケやカビ・藻が発生しやすくなります。コケやカビは水分を含みながら根を張って広がり、放置すると雨漏りや腐食の原因となるため注意してください。
コケ・カビ・藻を放置すると健康被害に発展する恐れもあります。コケやカビの胞子を吸い込むと呼吸器疾患やアレルギー疾患などの原因となるため、できるだけ早く対処しましょう。
屋根塗装を依頼すれば、コケやカビ・藻を徹底的に落とすところからはじまります。コケやカビが発生しやすい場合は防カビ防藻添加剤などを加えて下地処理をしてもらうと、コケやカビに強くなるためオススメです。
たとえばアステックペイント社(塗料メーカー)のアステックプラスSWは、添加することで約2000種ものカビ・細菌・藻類等に効果を発揮します。
屋根の劣化症状⑦屋上(陸屋根)のひび割れ・破損
屋上がある場合、屋上の床が破損していたりひびが発生したりすると、隙間から雨水が入り込み、雨漏りの原因となります。屋上の修復に必要なのは防水工事です。防水工事では人が踏み歩くことを前提として、厚い防水層を作り出す工事となるため、屋根塗装とは似ているようで違います。
大分市で一般的な防水工事は「ウレタン防水」「シート防水」「FRP防水」の3種類です。アスファルト防水という方法もありますが、アスファルトはとても重いため、大分市の一般の住まいではあまり採用されません。
ウレタン防水は複数回塗って防水層を作り出す方法で、複雑な形状の屋上も行えます。一方でシート防水は既製品のシートを使いながら防水層を作り出すため、複雑な形状には向いていませんが工事期間が短く乾かす時間もほとんど必要ありません。
FRP防水では、FRP(繊維強化プラスチック)シートを敷いた上から樹脂などを塗って防水層を作る方法で、木造住宅などに向いています。
屋根の劣化症状⑧雨樋の劣化・破損
雨樋の劣化も無視できません。雨樋が劣化すると雨水が外壁を伝って落ちたり、大きく水が飛び跳ねたりして外壁の腐食や劣化を招きます。雨樋から雨水が溢れていたり、正常に流れていなかったりする場合は早めに補修しましょう。
屋根の種類別|注意したい劣化症状
屋根の種類別に注意したい劣化症状を解説します。住まいの屋根の特徴を覚えておくと、対策もしやすいでしょう。
瓦屋根
瓦屋根はとても丈夫で塗装などは必要ありませんが、瓦が欠けたり外れたりすることがあります。瓦を固定している漆喰は瓦より耐用年数が短く定期的にメンテナンスが必要な点も覚えておきましょう。
瓦屋根は数ある屋根材の種類の中でもメンテナンス費用が高く、重いために耐震性の面でも難があるため、吹き替える時に別の屋根材に交換する住まいも増えています。候補としては瓦と同じくらい丈夫な上に軽いガルバリウム鋼板(金属屋根の一種)などがオススメです。
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)
スレート屋根は瓦屋根のように複数の板で構成されていますが、瓦より安くて軽いのが特徴です。ただし耐用年数は瓦より短く、屋根塗装によるメンテナンスも必要になります。劣化すると欠けや割れが発生しやすく、棟板金(屋根の頂上付近)が変形したりサビてしまったりして、雨漏りに繋がる場合もあるため注意してください。
スレート屋根の耐用年数は20年から30年程度なので、すでに20年以上経っているなら屋根塗装によるメンテナンスではなく、葺き替えを検討した方がよいかもしれません。どちらがよいかは現在の状態と予算にもよるため、まずは業者に相談してみるとよいでしょう。
金属屋根
金属屋根(トタン・ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板)にとって天敵はサビです。近年よく使われているガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板は、トタンと比べるとかなりサビに強いですが、表面のコーティングが劣化したり傷ついてしまったりすればサビが発生します。
サビが悪化すると歪んだり穴が空いてしまったりするため、劣化が広がらないうちに屋根塗装を行って防水性や防食性を取り戻しましょう。ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板は定期的にメンテナンスをすれば、40年~50年くらいもちます。
屋根の悩みは「麻生塗装」へ!早めの点検で安心の住まいを実現
屋根の劣化症状は放置すると修理費用が高額になり、住まい全体の安全性に影響を及ぼす恐れがあります。今回解説したように、大分市でよく見られる8種類の劣化症状を早期に発見し、適切に対処することが大切です。特に、屋根の状態が分かりにくい場合や前回の点検から時間が経過している場合には、専門業者による点検を受けることをおすすめします。
「麻生塗装」では無料点検を行い、最適な修理プランをご提案します。お客様の屋根材やご予算に応じて、塗装や葺き替え、防水工事など幅広く対応しております。
屋根の劣化を放置しないためにも、ぜひ麻生塗装にご相談ください。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへの来店をお待ちしております。経験豊富なスタッフが住まいの安全を全力でサポートいたします。まずはお気軽にご連絡ください!