2024年10月15日(火)
大分市の方!知らないと危険!雨漏り原因と早期対応の重要性
大分市のみなさんこんにちは!
地域密着、創業63年。大分市の塗装業者
麻生塗装です!
代表取締役の麻生英治です。
大分市にお住まいの方は、雨漏りの原因や劣化の兆候を理解しておくことが重要です。雨漏りは単なる小さな問題ではなく、住まいの寿命を大幅に縮める可能性があります。さらに、シックハウス症候群など健康に悪影響を与える可能性もあるからです。
特に大分市は台風被害が多く、暴風雨によるダメージを受けやすい地域です。他にも別府湾に面しているため塩害にも気をつけなければなりません。屋根や外壁が劣化している状態で台風被害にあうと、深刻な事態に発展しかねないのです。
「しょせん雨漏り」と考える方は油断しないようにしましょう。そこで今回のお役立ちコラムでは、雨漏り発生原因に関してくわしくお話しします。
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屋根や外壁が傷み出すと黄色信号
住まいに雨水の侵入口が発生すると、雨漏りにつながります。侵入口の発生は劣化以外だと、突発的なトラブルがあります。巨大台風にあおられた物が、屋根や外壁にぶつかるケースです。たとえば、屋根材や植木鉢などが暴風雨にあおられて飛んでいる光景を、ニュースで見たことはないでしょうか。外壁や屋根に勢いよくぶつかれば、ダメージを受けるのは当然です。竜巻も同じでしょう。
大分市は台風の通り道になることが多いため、その際に屋根や外壁がダメージを受けてしまうのです。ただ、多くの場合、屋根や外壁は、時間の経過で劣化するため侵入口が発生します。屋根や外壁は毎日、なにかしらのダメージを受け続けているから劣化するのです。
晴れの日には太陽の紫外線や赤外線を受け続けます。雨の日には雨や風からダメージを受けるのです。大分県の気候の特徴として、冬における激しい気象の変化があげられます。曇りや雨や雨の日が多く、寒さも厳しい環境です。雪も降るためそれも屋根や外壁にダメージを与えます。
屋根や外壁がダメージを受け続けると、多種多様な劣化症状が目に見えて出てくるのです。以下で屋根や外壁の代表的な劣化症状をお話ししていきます。
屋根 | 色あせこけやカビヒビ割れはがれ |
外壁 | ひび割れ(0.3ミリ以上になると補修が必要)シーリングの劣化金属部品のサビ穴や凹みこけやカビチョーキング現象浮きや反りやはがれ |
これらが屋根と外壁によく見られる劣化症状です。それではひとつずつくわしくお話ししていきます。
屋根の劣化症状の初期段階は色あせ
色あせでは、新築時には色が濃くて鮮やかだったのに薄くなったと感じられたり、白っぽく感じられたりします。劣化の初期段階ではあっても、放置すると症状が進行するため要注意です。この段階で屋根塗装の計画を考えはじめたほうがいいでしょう。
こけやカビの発生
色あせを放置して進行すると、屋根塗装による保護機能が低下します。こけやカビの他に、藻も発生するのですが、共通するのは繁殖のために水分が必要な点です。
屋根にこけやカビや藻が発生したら、水きれが悪くなっている可能性は高くなります。つまり屋根材が水分を吸収している可能性です。さらに付着している汚れもエサにするため、放置すれば屋根全体に広がります。美観や清潔さの面で問題がある状態といえるでしょう。
ひび割れには要注意
屋根材にひび割れが発生している状態です。この段階では、早急に補修したほうがいいでしょう。屋根塗装の保護力が失われており、紫外線や風雨のダメージを受け続けた結果の可能性があります。屋根塗装をしたばかりなら、台風のような強風で飛んできた物がぶつかった可能性も考えられます。
ひび割れを放置すると屋根材がずれる危険性もあるため注意が必要です。雨が降った際、雨水の侵入リスクが高くなります。ただ、屋根ですからなかなか気づけません。よくあるのは、雨漏りが発生したため屋根をチェックしたら、ひび割れが発生していたというケースです。
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塗装がはがれる
屋根塗装が劣化してはがれた状態です。屋根材がむき出しになっているため、紫外線や雨風の影響は免れません。とくに危険な状態は、屋根の下に設置された防水シートまでむき出しになっているケースです。
防水シートは雨水を住まいの内部まで侵入させないための、最後の砦と考えてください。その防水シートも劣化します。ボロボロになれば機能性が失われるために、雨水の侵入を許すことになるのです。
屋根には野地板や垂木といった下地となる木材が設置されています。その木材が雨水を吸収すると腐るのです。屋根の耐久性は一気に低下することになります。早急に補修が必要な状態です。ただ、雨漏りにより屋根の下地となる木材が腐食していれば、補修では対応しきれません。屋根全体を交換する、屋根の葺き替えも検討が必要です。
外壁の劣化の初期症状は幅0.3ミリ以下のひび割れ
外壁も屋根と同様に劣化には段階があります。外壁の劣化として代表的なのがひび割れです。幅が0.3ミリ以下ならそこまで心配は要りません。髪の毛のように細く見えることからヘアークラックと呼ばれるひび割れです。
幅0.3ミリ程度なら、多くの場合、表面の塗装部分だけがひび割れているだけと考えられます。ただし、このヘアークラックから幅が徐々に大きくなっていくと深刻な劣化症状です。以下は0.3ミリから1ミリ以上のひび割れで懸念されるトラブル表です。
幅0.3ミリ以下 | ヘアークラックと呼ばれる塗装面の劣化緊急性は高くなく初期段階の劣化ただし外壁塗装を行わずに放置すると徐々に幅が広がり奥までひび割れる |
0.3ミリ~1ミリ以上深さは4ミリ~5ミリ未満 | 深さが0.3ミリ以上になると、ひび割れが深くなっている可能性も出てきます表面だけの問題ではなく、外壁内部に問題が出ている可能性ですこの段階から雨水が侵入するリスクも高まりますシロアリのような害虫の侵入口になる危険性もあるのです |
幅が1ミリ以上 | 幅が1ミリ以上のひび割れは深刻です内部まで破損しています。とくに段差ができているようならプロの補修が必要です外壁修理専門業者にすぐ依頼したほうがいいでしょう |
幅が3ミリ以上 | 外壁内部の深い部分までひび割れが進んでいます雨が降れば高い確率で雨漏りが発生する状態です耐震性も非常に低下しているため、小さな地震でも危険です外壁修理専門業者による補修が早急に求められます |
これらはあくまで外壁のひび割れだけの劣化症状です。その他にも多数の劣化症状が発生します。
こけやカビ
屋根と同様に外壁もメンテナンスをしないとこけやカビが発生します。そもそも日本は湿度が高い環境です。外壁に付着した水分と汚れで、こけやカビや藻が発生します。また、抵抗力が弱い子どもや高齢者の場合、とくに注意したいのはカビです。カビの胞子を吸い込むことで、シックハウス症候群やカビアレルギーなどの健康被害をもたらします。他にもカビは喘息やアトピー性皮膚炎などの引き金になるため注意が必要です。
チョーキング現象
外壁に触れたら手に白い粉が付着したことはないでしょうか。それはチョーキング現象という劣化症状の1つです。外壁塗装の塗料には色が付いています。色を担っているのは塗料の中の顔料です。その顔料が劣化すると分離して粉となり出てきます。それがチョークのような粉の正体です。チョーキング現象自体は重度のトラブルとはいえません。ただ、塗料が劣化しはじめているサインのために塗り直しが必要です。
シーリングの劣化
シーリングとはシーリング材を使って隙間を埋める工事のことです。シーリング材とは、隙間や空間を埋める充填剤のことです。たとえば窓枠と壁の間の隙間は、シーリング材で埋められています。外壁材と外壁材を設置する際にできる隙間もシーリング材で埋めます。小さなひび割れ程度ならシーリングにより補修可能です。ただ、そのシーリングも劣化します。外壁と比較しても耐用年数が短いために、定期的なメンテナンスが必要です。
金属部分の錆び
トタンやガルバリウム鋼板のような金属製の外壁や屋根では、錆びの発生に注意が必要です。美観が悪くなるだけではなく、劣化の進行により穴が開く可能性もあります。また、DIYで錆びを落とさずにそのまま塗装するのはよくありません。完全に除去しないと、錆びの進行を止められないからです。そのため雨漏り補修専門業者が外壁塗装や屋根塗装をする際、必ず錆びを除去してから塗装します。
穴や凹み
穴や凹みもよく見られる劣化症状です。トタンやガルバリウム鋼板のように金属製は錆びで弱くなります。地震のエネルギーによって穴が開いたり凹んだりするものです。台風の強風で飛んできた植木鉢がぶつかれば、穴が開いたり凹んだりします。自動車やバイクがこすったりしても穴や凹みはできるでしょう。穴が開いた場合、ひび割れと同じく雨水の侵入口になります。その他、シロアリやねずみのような害虫や害獣の侵入口になるため補修が必要です。
浮き・反り・はがれ
外壁で気泡のようにふくらんでいる部分があるなら、それは浮きという現象です。浮きの原因は経年劣化があげられます。ただ、悪質業者の手抜きの可能性も捨てきれません。下地処理や乾燥を適切に行っていないと浮きが発生しやすいのです。とくに外壁塗装をして、塗料の耐用年数で見るとまだ十分あるのに発生したら施工不良の可能性が高くなります。浮き以外にも反りやはがれも進めば破片の落下につながるため注意が必要です。
大分市の住まいで雨漏り原因となる劣化を見つけたら麻生塗装にご相談ください
大分市の住まいで、雨漏りの原因となる劣化を見つけたら、ぜひ麻生塗装にご相談ください。雨漏りの原因は、主に屋根や外壁の劣化が進んだ結果です。劣化を放置しておくと、屋根材や外壁材にひび割れや穴が発生します。そこから雨水が侵入し、最終的には雨漏りが発生するのです。
屋根塗装や外壁塗装の主な目的は、塗料で保護膜を形成し、屋根や外壁を紫外線や雨風から守ることです。この保護膜が機能を失っていると、屋根材や外壁材が劣化しやすくなります。特に大分市は別府湾の南に位置しているため、沿岸地域特有の塩害の影響もあり、塩害に強い塗料を選ぶことが非常に重要です。
麻生塗装では、塩害対策に強い塗料を提案できます。さらに雨漏りの原因を特定するための外装劣化診断士が、適切な補修を行うための相談を受け付けています。麻生塗装について詳細に雨漏りのご相談をしたい方は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。その他、電話でもお気軽にご連絡くださいませ。