2024年12月9日(月)
別府市で雨漏りが発生した時の修理費用相場が知りたい!
大分市のみなさんこんにちは!
地域密着、創業63年。大分市の塗装業者
麻生塗装です!
代表取締役の麻生英治です。
別府市の建物は、温泉の影響によって「カビが発生しやすい」ということを理解しておかないと、気づいた時には非常に厄介な状態になっている可能性があります。そして、それを「あえて」放置して、被害が大きくなったところでメンテナンスの必要性を指摘する業者が存在するということも覚えておきましょう。
麻生塗装では、建物の健全な状態を維持し続けるために必要なメンテナンスを、被害が小さいうちに対処できるようにメンテナンスプランをご提示しています。
今回のお役立ちコラムでは「雨漏りの修理費用相場」についてご紹介します。
各社で雨漏り修理の金額は異なりますが、修理費用相場がわかっていれば突然の高額請求に慌てずに済むはずです。
そして、雨漏りが発生しないように「事前にメンテナンス」を徹底することを弊社ではおすすめしています。
▼合わせて読みたい▼
別府市は台風の影響が強く出る
別府市は、台風が直撃する機会が多いため、台風による被害が頻発します。激甚災害に指定されるほどの大規模損壊とはならないものの、台風被災による復旧工事は比較的多く発生しているのです。
特に、メンテナンス不足と台風の影響が重なってしまうと、罹災だったとしても火災保険が活用できない可能性が出てきます。このような状況にならないためにも、メンテナンスは非常に重要なのです。
では、どのようなメンテナンスを心がけるのが重要なのか考えてみましょう。
屋根のメンテナンスを心がける
雨漏り対策の最重要項目といえば「屋根のメンテナンス」です。温泉成分による金属劣化はかなり深刻なので、できる限り劣化しづらい材質を使用したいところですが、そのような対応をするにはコストがかかります。
通常の鉄材が使われる部分にステンレスを使用したとしても、劣化がなくなるわけではないため、定期的なメンテナンスによって「適宜劣化部分の交換対応」が必要になるということを覚えておきましょう。
- ・棟板金の固定釘のサビ
- ・屋根材の固定金具の劣化
- ・ソーラーパネルの固定金具のサビ
これらが進行してしまうと、メンテナンスでは対応しきれなくなってしまいます。
また、金属材のメンテナンスだけではなく「屋根材」と「防水材」の劣化にも目を向けなければなりません。屋根はメンテナンスする場所が多いので、定期的なメンテナンスで健全な状態を維持することができれば、雨漏りの発生リスクは大幅に減少することができるのです。
雨樋の通りをよくしておく
意外と「雨樋」の重要性を意識していない方が多いです。雨樋は屋根からの水の流れを整理してくれる上に、屋根の隙間から雨が内部に入り込むのを防ぐという役割を持っています。ここのメンテナンスが不足していると、簡単に雨漏りが発生する原因になってしまうのです。
例えば、雨樋が詰まってオーバーフローしてしまったとしましょう。雨樋自体の重さが増えるので、固定金具が破損して外壁や屋根に穴を空けるかもしれません。または、脱落した雨樋が窓を破る可能性もあります。
ここで重要なのは、雨樋のメンテナンスは「業者に依頼しなければならない」ということです。ご自身でやることもできるのですが、地上2m以上の場所で万が一怪我を負ってしまった場合、健康保険の適用はされません。全額自費です。
そのため、事故が発生した場合を考えて「プロに任せる」というのが重要になるということを覚えておきましょう。
台風前後では雨漏り診断を受ける習慣をつける
雨漏り対策に最も重要なのは「劣化が原因ではない」というところです。通常の雨漏り被害は「火災保険」を利用できるのですが、原因が経年劣化だった場合には火災保険が使えないケースが出てきます。
そのようなことにならないためには「定期的な雨漏り診断を受ける」という方法がとても効率的です。特に、台風の前後で受けておくことで雨漏りが発生しやすい状況でも「経年劣化ではない」という証明ができるようになります。
▼合わせて読みたい▼
台風後に天井にシミができたら雨漏り?外壁塗装・防水工事のコツ
雨漏りの修理費用相場
雨漏りの修理費用相場を簡単にご紹介しましょう。ある程度の目安がわかっていると、定期メンテナンスの重要性を再認識しやすくなるはずです。また、仮に雨漏りが発生しても、どれくらいの費用が発生するかが把握できるので、慌てずに対処できるようになります。
屋根からの雨漏り
ほとんどの雨漏りは「屋根」から発生します。そのため、屋根のメンテナンスを徹底していればほとんどの雨漏りを防ぐことができるはずです。
- ・屋根のシーリング打ち替え:5〜20万円
- ・屋根材の補修:3〜50万円
- ・漆喰の詰め直し:20〜40万円
- ・棟板金の入れ替え:30〜50万円
- ・屋根の葺き替え:150〜250万円
ざっくりとした費用相場ですが、漆喰の詰め直しまでの工事は定期メンテナンスで対応できるものです。棟板金の入れ替えが必要な状況となると、板金自体の劣化が発生していることが考えられるため、これは「経年劣化」だと判断されるでしょう。
外壁からの雨漏り
外壁からの雨漏りもは、圧倒的に経年劣化によるものです。つまり、定期的に外壁塗装を施していれば防げるということになります。
- ・ひび割れ補修:5万円〜
- ・シーリング打ち替え:50万円前後
- ・外壁塗装:100万円前後
- ・サッシカバー工法:50万円前後
- ・外壁カバー工法:80〜150万円
- ・外壁張り替え:150〜200万円
これらは、突発的な事故で発生する症状ではありません。そのため、外壁からの雨漏りの場合は「火災保険が使いづらい」ということを覚えておいてください。ただし、台風直後や台風でひび割れが発生したというような場合は別です。
さらに、地震でひび割れが発生した場合には「地震保険」で対応することも覚えておきましょう。
ベランダからの雨漏り
ベランダからの雨漏りは、確実に「経年劣化」です。というのも、ベランダの定期メンテナンスは「5年ごとのトップコート塗り替え」というのが基本となっているからです。
- ・防水工事のやり直し:5〜20万円
- ・下地からのやり直し:40〜80万円
- ・排水口の詰まり補修:3〜6万円
- ・排水口の交換:10〜15万円
- ・改修用ドレン設置:1.5万円/箇所
排水口周りのメンテナンスに関しては、日常的な掃除ができていない証拠です。業者を呼ばずとも、日頃から掃除ができていれば対処できる問題もあるということを覚えておいてください。
おすすめのメンテナンス
麻生塗装がおすすめする、定期的なメンテナンスの必須事項についてご紹介したいと思います。最低限これだけは押さえておくことで、雨漏りの発生リスクを抑えることができます。
実際に対応しても、大きなコストが発生しづらい部分なので、定期的に依頼することを検討してみてください。
定期的な雨漏り診断
一般的に、雨漏り診断は「5年ごと」に受けておくべきと言われています。しかし、弊社では「台風の前後」ではなるべく受けておくことをおすすめします。無料診断の範囲で問題ないので、定期的に無料診断を受けられる関係を作っておくことが重要です。
雨漏り診断は「火災保険適用」を受けやすくなるための自己防衛にもなるため、できるだけ受けておきましょう。
シーリングの打ち替え
外壁塗装をした際には、シーリングの打ち替えは徹底してください。また、劣化症状が確認できるシーリングは「増し内ではなく打ち替え」を選択することをおすすめします。
シーリング材の増し打ちでは、適切な状況を維持することはできません。打ち足した部分は最新の状態ですが、ほかの部分は劣化したままなので、いつ同じ症状が発生してもおかしくありません。
特に、外壁塗装の際「コストダウン」のためにシーリングの打ち替えをしなかった場合、数年中にシーリング材の劣化が発生するはずです。必ず同時に打ち替えるようにしましょう。
ベランダの防水工事
先でもお伝えしましたが、ベランダのトップコートの塗り替えは「5年ごと」が基本となっています。そのため、定期的にメンテナンスすることを忘れないでください。ベランダが1ヶ所だという場合には、多くの場合5万円前後で工事できるケースがほとんどです。
被害が深刻になるほどにメンテナンスコストがかさむので、ベランダの防水対応はしっかりしておきましょう。
雨漏りの修理は麻生塗装にご相談ください
別府市で雨漏りが発生した場合、修理費用は状況によって大きく異なりますが、事前に相場を把握しておけば、慌てることなく対応できます。また、雨漏りは修理だけでなく、早期発見と適切なメンテナンスによる予防が最も重要です。
「麻生塗装」では、定期的な雨漏り診断を無料で提供しており、お客様の建物を守るお手伝いをしています。特に台風の多い地域では、診断を習慣にすることで火災保険の適用条件を整えるとともに、雨漏り被害を最小限に抑えることができます。さらに、修理費用を抑えるためには、外壁塗装や屋根材のメンテナンスを計画的に行うことが不可欠です。
麻生塗装ではお客様一人ひとりに合ったメンテナンスプランをご提案し、建物の健全な状態を維持します。雨漏りに関するお悩みや不安をお持ちの方は、ぜひお問い合わせフォーム、メール、またはお電話でご相談ください。ショールームへのご来店も心よりお待ちしております。