私は麻生塗装2代目である父から多くのことを学びました。
直接塗装の指導を受けたり、経営について教えてもらったというわけではありません。
技術的なことではなく、もっと根本的な人としての在り方を教えてもらいました。
父は多くを語る人ではありませんでしたが、
父の姿勢や現場の雰囲気を直接肌で感じてきた経験が、
私の塗装業に対する姿勢の原点になっています。
お客様の言うことを聞くだけでは、お客様のためには
決してならないと考えています。私たちを信じて依頼を
してくれるのは価格が安いからではありません。
悩みに向き合い全力で応えることがお客様のためになる。
これが創業以来、麻生塗装の根底にある信念です。
創業から63年になりますが、私の代だけでも数多く
の困難や挫折を経験してきました。最初の頃に、
工事部長が辞めてしまい社員全員で必死に働き
短期集中で仕事を覚えたこともあります。
中核を担う信頼していた職人が裏金に染まり、
麻生塗装を辞めるという辛い出来事もありました。
社長に就任してすぐ協力会社が突然倒産に追いやられ、
1000万円の損失出したこともあります。
挫折の経験が麻生塗装を強くしたと今では思います。
乗り越えられそうにない困難ほど、それを乗り越えた
時の成長度は計り知れません。職人・スタッフ全員で
逃げずに立ち向かってきたからこそ、今の麻生塗装は
あるのだと確信しています。その人のその会社の経験
は、誰にも真似できない最大の財産です。
一緒に戦ってきた職人・スタッフを心の底から
尊敬しています。ありがとう。
先生と再会したのは垣迫胃腸クリニックの待合室
でした。その当時、私自身とてもやんちゃで、迷惑を
お掛けすることも多く、良く覚えていたそうです。
塗装業を営んでいるという話をさせていただき、
そのご縁で小さな施工から始まり、ご自宅の塗装、
ゆりかご保育園の塗装もお任せいただきました。
母校のラグビー部の練習を見に行った時に、練習場が
近いこともありアーチェリー部の顧問をされていた
恩師と再会しました。当時、学校を辞める辞めないで
揉めたこともあり、全力で引き止めてくれたのが先生
です。塗装屋ということもご存知でおられ、高校時代
のご縁もありご自宅の塗装をお任せいただきました。
子供が通う小学校の親父の会で意気投合したのが
伊藤さんです。真面目に公務員をやられており、
私が営む塗装業の話も真剣に聞いてくれ、ぜひ
麻生さんに自宅の塗装をお願いしたいと有難いご依頼
をいただいたのです。そのご縁で、田尻ニュータウン
のご自宅の塗装をお任せいただきました。
外壁塗装を行ったお客様に麻生塗装を大切な知人に
ご紹介していただくことほど嬉しいことはありません。
人と人とのつながりを大切にしてきたからこそ、
大分のご縁が少しずつ広がったのだと思っています。
63年という歴史の重みを感じることもありますが、
外壁塗装を通じて、住まう人の暮らしが変わり、
喜び幸せになってもらうお手伝いをすることが
私の使命です。これからもずっと大分で、
お客様のお役に立つ外壁塗装に取り組んでまいります。